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ジュニアアーティストリードアーティスト・テクニカルアーティスト

自由度が高く、やりたい仕事を任せてもらえる

デジタルゲーム開発

U.K.

美術専門学校では絵画を学び、特に動物のイラストを得意としていたことから、自身の強みを生かせる環境を求めて、2013年にクリーチャーズへ新卒入社。アーティストとして3DCGモデルや2Dイラスト制作の業務を経て、現在はポケモンの汎用3Dモデルの制作プロジェクトでテクニカルアーティストとして活躍している。

2013年4月〜 モデラー・アニメーター

もともとゲーム『ポケットモンスター』シリーズが好きで、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』などを中心にプレイしていました。美術専門学校では油絵や日本画、版画、彫刻などを学んでおり、CG制作は未経験でしたが、動物のイラストを描くのが好きだったので『ポケモン』の制作にも活かせるのではと考えたことが、クリーチャーズを選んだ決め手です。

入社後は研修でアニメーションやモデリングについて勉強し、ポケモンのアーケードゲームで使用するイラストを制作しました。3Dモデルにポーズを付けてカメラの角度を調整し、画像をレンダリングするという一連の作業が、3D技術に関わる最初の業務です。その後は、ポケモン以外のモバイルゲームの3Dモデルの制作や、携帯ゲームのアイコン用にポケモンイラストの制作を行うなど、比較的小さなプロジェクトへの参加経験を重ねていきました。

2014年3月〜 印刷用ポケモンモデルの制作

多くのプロジェクトに参加する中で、特に3Dモデル技術への興味が強くなり、その分野を担当したいと思うようになりました。ターニングポイントとなったのは、ポケモンカードゲームのイラストなどの紙媒体への印刷やプリレンダの映像制作に使える、ハイエンドなポケモンモデルの制作プロジェクトです。質感のイメージをアートディレクターから伝えられて、ゲーム上の表現よりも細かく調整することで、個々のポケモンの特徴や、個性に忠実なモデルを作る業務です。2~3年に渡ってさまざまなポケモンのモデル制作を行いました。以降、ポケモンのモデル制作やチェックに関する業務が増え、キャリアとしての転換点だったと思います。

2018年12月〜 テクニカルアーティスト

入社間もないころから個人的な興味からPythonを使った作業用ツールやシェーダーの作成を行っており、業務としても志向するようになっていきました。クリーチャーズにポジションができたタイミングでテクニカルアーティストとなり、Niantic社の『ポケモン GO』のプロジェクトでは、ポケモンモデルを出力するツールなどの作成と提供を行っています。

こちらから提案してツールを提供する機会が多いですが、今後はメンバーから必要なツールの要望がないかヒアリングをしたり、苦労していることや改善点を聞き取ったりしながら、現場と信頼関係を築いていくことが課題だと感じています。

2020年12月〜現在 リードアーティスト

その後、3Dのモデリングを担当してきた経験を活かし、ポケモンの汎用3Dモデルの制作プロジェクトのリードアーティストとして、スケジュール・タスクの管理や成果物のチェックを行っています。ポケモンの汎用3Dモデルは、さまざまなハードで制作されるゲームに使用できる3Dモデルのため、使いやすいモデルを作ることでゲームやコンテンツの開発を促進することにもつながるプロジェクトです。現在も、新作で新たなポケモンが登場するたびにモデルの制作を行っています。

何百体もいるポケモンの汎用3Dモデルの制作で大切にしているのは、品質が落ちていないことはもちろん、クオリティが十分でも設定資料と見比べてポケモンの印象や方向性が異なっていないかをチェックすることです。ポケモンの汎用3Dモデルは、他社のプロジェクトにも提供するものなので、外に出して恥ずかしくないものを作るということを意識しています。
以前とは役割が変わり、直接作成に携わることがなくなった分、成果物のチェックではメンバーに対して作業内容や修正の必要性について説明する機会が増え、コミュニケーションの重要度があがりました。苦手分野ではあるのですが、以前より伝え方を工夫するなど改善を進めています。

Message

クリーチャーズの仕事は自由度が高く、早い段階から最終的なクオリティのチェックを任されるなど、自分の判断を尊重してくれる機会が多い環境です。自分が「こうしたい」と思うことを大事にしつつ、さらに良いものにするための方法を考えることができます。やりたいことがある人は大丈夫。きっと実現できると伝えたいです。
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