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クリーチャーズな人々

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ゲーム性とポケモンの魅力を、絶妙なバランスで成り立たせる

K.K.

ポケモンカードゲーム ゲームディレクター

小学生の頃にポケモンに出会い、ポケモンカードゲームもプレイ。「ポケモンに関わりたい」という想いから、2013年にアルバイトとして勤務開始。当時からポケモンカードゲームのゲームデザインに携わり、2015年に正社員登用。現在はゲームデザインチームのマネージャーとして、ゲームデザイン、ゲームディレクションを担当している。

ポケモンカードゲームという「遊び」そのものを作る

ポケモンカードゲームのゲームデザインとは、カード上のポケモンのHP(ポケモンの体力)やワザなどのデータを決定し、「遊び」そのものを創造する仕事です。ポケモンをカード上でどのように表現し、プレイヤーにどのように遊んでもらいたいかを考えながらカードに落とし込んでいきます。このとき大切なことはポケモンについて具体的なイメージを膨らませること。例えばピカチュウであれば、「そもそもピカチュウはどのような生き物だろうか」というところからイメージを膨らませ、一つひとつロジックを積み重ねていきながら、ピカチュウらしい表現とゲームとしての面白さの両立を図ります。それぞれのポケモンらしさを損なわないというのは、ポケモンという歴史の長いブランドを扱う上で、大切にしているところです。

一方、私はポケモンカードゲームの全体像を見る立場として、企画やディレクション業務も担当しています。1枚1枚のカードを作るというよりは、シリーズの中心となる遊びの設計、年間の主賓ラインナップの検討を行っており、より全体的な目線からもプレイヤーへの「遊び」の提供に取り組んでいます。

プレイヤーの気持ちを忘れず、面白さを追求する

ゲームデザイナーは「遊び」を創造する仕事なので、作ったカードは実際に遊んで面白さを確認することが重要です。その際にはプレイヤーと同じ気持ちになるよう、できるだけ仕事のことを忘れるようにしています。そして対戦が終わってから冷静に分析して、改善点を挙げていきます。

大会などのプレイヤーがプレイする場所に足を運ぶことも多いです。開発者の想像以上の遊び方をしてくれるプレイヤーもおり、現場での気づきは重要だと感じますね。単純に、自分たちが作った商品を、プレイヤーが楽しんでくれているのを見るのが嬉しいということもありますが(笑)。

これまでに発売されている膨大な量のポケモンカードを踏まえながらゲームバランスを設計することは、ポケモンカードゲームのデザインの難しいポイントです。カードを強くするだけなら簡単ですが、それをやってしまうと、すぐにゲームバランスが崩れてしまい、カードゲームとして面白くなくなってしまいます。ゲームバランスを保ちつつ、新しい面白さを追求し、提供し続けていくことにはこだわりを持っています。

音楽などの趣味が仕事に生きることも

2021年で25周年を迎えるポケモンカードゲームをさらに面白いものへと発展させていくため、私たちは「より良いものを作る」ことへのパワーを惜しみません。クリーチャーズはクリエイターが中心の会社で、こだわりが強いメンバーが多いのですが、意見がぶつかることがあっても、お互いに敬意を持って話し合いをします。

また、ゲームデザイナーはみんな「遊び」に対して貪欲で、「面白い」に対する自分の判断基準を持っています。その点では、カードゲームに限らず、外からのアイデアを積極的に取り入れることも重要です。私は音楽が好きでギターを弾くのですが、音楽に関するポケモンについて考える際に、プライベートの趣味が生きることもあります。昔はバンドもやっていましたが、メンバーと協力して曲を作るのは楽しく、ものづくりという意味では今の仕事にも通じていますね。ポケモンやカードゲームに限らず、広く興味を持って、チームと協力できる人が活躍しやすいと思います。

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